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2025年6月6日金曜日

戦争の準備ではなく平和の準備を

  5月18日あんずホール小ホールにて「戦争の準備ではなく平和の準備を」と題して伊藤千尋さん(ジャーナリスト)をお招きして講演会を開催しました。

 151人の参加があり、歯切れがよく明快で熱のこもったお話に、吸い込まれた1時間30分でした。


〈南西諸島になぜミサイル基地〉

石垣島からミサイルを飛ばしたとすると石垣島にミサイルが飛んでくる。

島民は自衛隊に「ミサイルが飛んできたら、私たち島民はどうすれば良いのでしょうか?」と聞くと「それは私たち自衛隊の感知するところではありません。自衛隊法3条には自衛隊は国民でなく“国”を守る、とあるからです」と言った。

今の政府に国民を守るという発想はあるのか?


〈抑止論はすでに破綻している〉

なぜミサイル基地を作るのかというと、「抑止論」という他国より軍備を増やし他国からの攻撃を抑止するという考え方。

しかし、日本の防衛費を5兆円から11兆円に増やそうとしているが中国は37兆円アメリカは135兆円で、国家予算122兆円の日本で中国やアメリカに追いつき追い越せという考えは、国民生活を破壊することになる。

私たちは軍備を増強して戦争の準備をするのではなく、平和を創り出す準備をすることが大事。


〈憲法9条で国を守れるか、という人がいる〉

「国を守る」ということは国境線のこちらと向こう側は敵だという考えになってしまう。戦争が始まればウクライナのようにめちゃくちゃになってしまう。

「国を守る」という発想は、人間から人間性を奪ってしまう兵士になるということだ。憲法9条は、国を超えて人間を守る。


〈憲法9条はGHQ・マッカーサーの押し付けではない〉

幣原喜重郎(しではら きじゅうろう:当時の首相)は、「武器を持たないことが戦争をしないことになる」との思いから9条を考えた。

当時の内閣では、このことを発言すると混乱をきたすため、マッカーサーに依頼し指示してもらい9条を盛り込むこととした。

「マッカーサーの押し付け」というレッテルが貼られ、78年間言われ続けているが、大きな間違いである。


〈その他〉

◎憲法に男女平等をもたらしたウクライナ女性ベアテ・シロタさん

◎世界が評価する憲法9条の碑が、世界各地に建てられている

◎軍隊をなくしたコスタリカの知恵と侵略への対処

・軍事費を全て教育費へ

・幼稚園から平和教育を


〈私たちに出来ること〉

◯大きなうねりを作るには小さなうねりを作ることが大事

◯行動すること。行動しなかったら悪の側にいるのと同じ。知るだけでは動きにならない。行動すること。

◯9条の碑を作ることでも良い。作ることによって何かが起こる。


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